肩こり
3ヶ月以上続いている「肩こり」で日常生活や仕事中に、つい手が肩に行ってしまうあなた!お任せください!
こんなお悩みはありませんか?
- マッサージなど、もんでもらってもスグに肩こりが戻ってしまう。
- 肩をだんだん強くもんで欲しくなっている。
- 肩をだんだん長い時間もんで欲しくなっている。
- 肩に湿布薬を貼っても、あまり効いた感じがない。
- 肩こりで育児や家事に集中出来ない。
一つでも当てはまることがある方もご安心下さい。
当院ならそのお悩みを改善できます!
肩こりの原因について
突然ですが、「顔色が悪い人」を想像してみてください。
見るからに具合が悪そうで、何らかの病気なのかも知れません。
その人は病気である結果に「顔色が悪い」のです。
顔色が悪かったから病気なったのではなく、病気になったから顔色が悪いのです。
すごく当たり前の事を言っています。
体が壊れてしまった結果に「肩こり」なのです
顔色の見栄えを良くするには、顔をマッサージしたり、蒸しタオルを湿布したりして血行を良くすれば顔色は良く見えるようになります。
でも、それって「病気」は治っていますか?
治っていませんよね。だから間もなく、また顔色が悪くなることは想像に難しくないでしょう。
肩こりをマッサージしたり、湿布薬を湿布したりすれば、もしかしたら一時的に血行が良くなって心地よく感じるのかも知れません。
しかし、間もなく、また肩こりの状態に戻ります。
なぜなら「体の壊れ方」が治っていないからです。
病気を治せば、顔色は勝手に良くなる
「体の壊れ方」を治せば、肩こりは勝手に良くなります。肩がコる理由が無くなるからです。
病気が適切に治療されれば、顔のマッサージをする必要もなく顔色は勝手に回復します。顔色が悪くなる理由が無くなるからです。
では、そろそろ「体の壊れ方」って何?と思われているでしょう。
体を支えて「姿勢を維持」したり、伸びたり縮んだりすることで体を「運動させる」のが「筋肉」の働きです。
その筋肉がトラブルを起こせば体の「形」や「動き」の異常となって現れます。
内臓のトラブルを「病気」と表現する様に、筋肉のトラブルを「体の壊れ方」と表現しています。
わかりやすく言うと、筋肉の異常が引き起こす体の歪みみたいなものだと何となく思ってください。
ここでは、「肩こりをマッサージする」という事が、顔色が悪い人の「顔」をマッサージしているのと変わりないと理解してもらえれば充分です。
こうやって「肩こり」が出来上がります
例えば、体を支える筋肉の異常によってお尻が下がる様に骨盤が後傾して、背中が丸くなって、腕や肩が前に入って、顔も前に出て顎(あご)の上がった状態があったとします。
肩こりに1番関係する筋肉は僧帽筋(そうぼうきん)と言います。名前は覚えなくても良いですが、下の図を見てください。背中側から見た僧帽筋の図です。
肩こりに最も関係する筋肉が「頭」にも「肩」にも「背中」にもくっついているのが判ると思います。
それが、「頭(顔)」も前にいって、「肩」も前に行って、「背中」も丸くなったら??僧帽筋はパンパンに引っ張られます。
引っ張られて硬くなります。
もう1回言いますよ?
引っ張られて硬くなっています。
輪ゴムをピンと引っ張るイメージをしてもらうと分かりやすいと思います。
この輪ゴムの様にピンと張った線維が非常にキズ付きやすいというのはイメージ出来ますか?
肩が「張っている」だから、もんではダメです
「吾輩は猫である」や「こころ」の作品が広く知られる夏目漱石が、明治42年に発表した「門」という小説の中で初めて、肩が「こる」という表現が使われました。
その歴史的な一節がこちらです。
『・・・指で圧して見ると、頸と肩の継目の少し背中へ寄った局部が、石の様に凝ってゐた。・・・』
この「肩が凝(こ)る」という言葉が使われる前は、人々は「肩が張る」と言っていました。
なんと、明治時代の人々は肩こりの正体を正確に言い表していたのです!!
筋(すじ)の肉と書いて「筋肉(きんにく)」と言う様に、筋肉は筋線維という線維が集まっているものです。
それが、輪ゴムの線維の様にピンと硬く張ってキズ付きやすい状態になっているのが「肩こり」、明治時代で言う「肩張り」なのですから絶対にもんではダメなのです!
だんだん強くもんで欲しい、長くもんで欲しい
「凝り」という表現が、いかにも筋肉が縮んで緊張している様子をイメージさせます。
筋肉が縮んで緊張しているのであれば、マッサージで「もみほぐす」というのも一応分からなくはありません。
しかし、逆です。筋肉は引っ張られて硬くなっています。
線維が硬く感じるほどの強さで引っ張られた輪ゴムをイメージしてください。そこに何らかの刺激を加えたとしたら切れてしまうのではありませんか?
手当(てあて)の語源が「手で触れること」であるように、触ってもらうと脳では心地が良いと錯覚するホルモンが分泌されて気持ち良いと感じます。
しかし実際は、もんだり指圧したりすると肩の筋肉はキズ付いて線維が切れたりしています。
切れてしまったら、修復するためにキズ付いた部分を硬めて動かないようにします。
そのため「もみほぐした」つもりが「もみ固めて」います。
だから、だんだん硬くなっていくから、だんだん強く、だんだん長くもんで欲しくなっていきます。
ふつう病気でも適切に治療が行われればクスリは、だんだん効果の弱いクスリになって、だんだん飲む量も減らしていきます。
つまり、肩こりはマッサージするほど(クスリに例えると)劇薬になって飲む量も増えていく事になります。
なぜ姿勢を正しても良くならないのか?
「じゃあ、先生。姿勢を正しくしないといけないですね?」と、よく聞かれます。
ものすごーく気持ちはわかるのですが、結論から言うと「ぜんぜん違います」。
なぜなら、姿勢も「結果」だからです。
筋肉が体の形や動きを作ります。その筋肉の異常が引き起こす結果が形の異常(=姿勢の異常)なのです。
なので、筋肉の異常を改善することなく「結果」として現れている「姿勢」を無理やり正しくしても、病気を治すことなく顔色だけを良く見せているのと同じだからです。
ご安心下さい!当院が肩こりを「もみほぐす」のではなく、肩がこる理由を無くします。
「筋肉の異常」と言っても「筋力」や「柔軟性」の問題ではありませんので、間違っても筋力トレーニングやストレッチなんかで解決しようとしないでくださいね。
理学整体は、筋肉をはじめとする全ての器官が正しい位置、正しいカタチで正しく働くように導く、姿と動きの無痛調整法です。私に任せてみてください!