変形性ひざ関節症
変形性膝(ひざ)関節症と診断されたあなたが手術なしで「痛みなく歩けるようになれる」かもしれません!
こんなお悩みはありませんか?
- レントゲン写真で膝(ひざ)関節の隙間が狭くなって骨の棘(とげ)が出来ている。
- 膝(ひざ)の軟骨がすり減っている。
- 立ち上がるときや歩き出すときに膝(ひざ)が痛い。
- 階段の登り降りが痛い。
- 体重を減らしなさいと言われている。
- 膝(ひざ)に水がたまって注射で水を抜いてもらっているが、繰り返しまた水がたまる。
- グルコサミンやヒアルロン酸などのサプリメントを飲んでいる。
一つでも当てはまることがある方もご安心下さい。
当院ならそのお悩みを改善できます!
変形性膝関節症の原因
そろそろ「膝」を「ひざ」と読んでいただけそうですかね?これ以降は膝関節と書いていくことにします。本来だと「しつかんせつ」と呼ばれるのですが「ひざ」でOKです。
「変形性膝関節症」と診断されたあなたは、お医者さんからどんな説明を受けているでしょう。
下の図は右膝を右前から見た図です。
膝関節の歩くときや動くときの衝撃をやわらげるクッションの役割を果たす軟骨や半月板(はんげつばん)がすり減ってしまったために骨と骨がぶつかって痛い。
あるいは膝の関節を構成する骨がO脚に変形して歩くときに骨と骨が接触して痛かったり、骨の棘(とげ)が出来て刺さって痛い。
変形性膝関節症は一般的にそう言われています。
お医者さんに、このようなレントゲン画像を見せてもらいながら「手術しかない」「歳だから仕方ない」と説明を受ければあなたがそれを疑う事は難しいでしょう。
膝の軟骨や骨は神経が無いから痛くない
自分が「知らない」と自覚することは「知ったかぶり」をする人間より賢いとソクラテス(←偉い人)は言います。
なので「お医者さんが100%正しい」という考え方はいったん横に置いてもらってまっさらな気持ちで聞いてみてください。いいですか?
では、いきますよ。人間の身体には「痛くない」ところがいくつかあります。痛みを感じない部分です。
- 髪の毛
- 爪
- 骨
- 軟骨 です。
あなたも髪の毛や爪を切るときに悲鳴をあげることは無いでしょう。
実はですね。骨や軟骨も同様に痛みを感じません。
髪の毛や爪、骨や軟骨に共通することは痛みを感じる「神経」が通っていないということです。
半月板(はんげつばん)も軟骨で出来ているものなので痛みを感じる神経は通っていません。
ん?骨折したら痛いじゃないか?あれは骨が痛いのではなく折れた骨に刺激された「肉」が痛いのです。
「歯」が痛いと言いますが、あれは「歯=骨」が痛いのではなく「歯茎=肉」が痛いのです。
つまり骨と骨がぶつかって痛いという説明だと解剖学・生理学という理屈に合わないのです。
膝の変形があっても痛くない人が8割
不覚にも、このデータを発表したお医者さんの名前を失念してしまったので分かり次第に更新をします。
どんなデータかと言いますと。それは、レントゲン画像で「膝関節の変形が認められる人」の中で「膝の痛みがある人」はその内の20%だったというものです。
お分かりでしょうか??痛い人が20%という事は、逆に言うと膝関節の変形があっても痛くない人の方が80%という事なのです。
世の中に「8割がた」という言葉があります。「ほぼ間違いない」という意味で使われる場合がほとんどではないでしょうか。
「膝関節の変形があっても痛くない人の方が8割」というデータから考えられる事は「膝の変形と膝の痛みは関係ないという結論でほぼ間違いない」という事です。
そもそも膝関節を変形させているのは筋肉
ちょっと変な言い方をしますが、「関節」という物体は存在しません。骨と骨とのつなぎ目のこと、組み合わせのことを関節と「表現」します。
じゃあ、膝関節はどんな骨と骨の組み合わせなのかといいますと大腿骨(だいたいこつ)と脛骨(けいこつ)という骨の組み合わせを膝関節といいます。
そして、この膝関節の骨の組み合わせを作っているのが膝関節を前後左右から取り囲む筋肉です。
この筋肉が膝関節を構成する骨にくっついて伸びたり縮んだりすることで膝関節の形(組み合わせ)をつくり曲げ伸ばしの動きをつくります。
ほんとはもっと上図以外にもたくさんの筋肉がくっついていますが分かりやすいものだけにしました。膝の筋肉のほとんどは骨盤にくっついています。
試しに、あなたの筋肉を働かせてワザとお猿さんのようにお尻を引き下げてみてください。
そうすると右と左の膝がパカッとわかれて外を向きます。いわゆるガニ股の形になるはずです。
その関節の組み合わせ(ガニ股の状態)は大腿骨と脛骨の内側に荷重される位置関係であるために何年も経過するのちに骨の変形が起こります。
ガニ股の形に骨の形が成ってくるのです。つまりO脚が形成されてくるのです。
そもそも膝の関節の組み合わせを変形させているのは筋肉であり、その筋肉が伸びたり縮んだりした瞬間だけ痛いのです。
膝の曲げ伸ばしに関係する筋肉の痛み
あなたの膝の痛みは、動かないで楽にしていればさほど痛いとは感じないのではないでしょうか?
よほど関節に水がたまって腫れているときは動かさなくてもズキズキ痛む場合はあるかもしれません。
しかし、立ちあがろうとした時や歩き出そうとした1歩目だったり膝の筋肉を使って動こうとした瞬間が1番痛いはずです。
筋肉の伸びたり縮んだりのトラブル
膝の痛みは膝を曲げたり伸ばしたりする筋肉のトラブルによるものです。
身体の中で膝とよく似た構造をしている肘(ひじ)の関節で考えてみた方がイメージしやすいかもしれません。
なぜなら、肘の曲げ伸ばしに関係する筋肉は「力こぶ」の筋肉だったり「二の腕」の筋肉だったりと知っている人も多いからです。
下の図は「力こぶ」をつくる筋肉です。
力こぶをつくるときって肘をグッと曲げますよね。
それは、力こぶをつくる筋肉が肘を曲げるときに使う筋肉だからです。上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)といいます。
この上腕二頭筋(力こぶの筋肉)が縮むと肘を曲げるという動きになります。
そして筋肉における最大の誤解とは、筋肉は緊張して縮んだら弛緩して元の長さに戻るというものです。
筋肉は自力で元の長さに戻ることが出来ません。
なぜなら筋肉の仕事は「縮む」って事だけだからです。
あなたの意志(脳の信号)を受け取った運動神経が力こぶの筋肉(二頭筋)を緊張させると上腕二頭筋は縮んで肘が曲がります。
そのあと、正常に働く筋肉の場合は元の長さに戻るのではなく「緊張するのをやめるだけ」で長さは縮んだままになって元の長さには戻りません。
では、どのようにして元の長さに戻るかといいますと、上腕二頭筋の反対側に二の腕の筋肉がくっついています。
二の腕の筋肉は縮むと肘を伸ばす働きをする筋肉で上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)といいます。
上腕三頭筋(二の腕の筋肉)が縮むことで肘が伸びるときに力こぶの筋肉(上腕二頭筋)は緊張することをやめているので引っ張られて元の長さに戻ります。
正しく働く関節の運動とは反対側にある相反する働きをもった筋肉どうしが常に「緊張する側」と「弛緩する側」を正しく交代することによって行われています。
さて、ここで問題です。
曲げた肘をグッと伸ばすため二の腕の筋肉を縮めて使ったときに、もしも力こぶの筋肉が緊張することをやめていなかったら??どうなりますか?
膝の曲げ伸ばしに関係する筋肉のトラブル
ここで、もう1度ひざに置き換えてみましょう。
膝を伸ばすための筋肉を大腿四頭筋(だいたいしとうきん)といいます。
これは立ち上がるときや歩き出すときに使う筋肉です。
そして、今度は反対に膝を曲げるといった動作に関係する大腿二頭筋(だいたいにとうきん)・半腱半膜様筋(はんけんはんまくようきん)があります。
そして立ち上がるため、あるいは1歩ふみ出すために膝を伸ばそうと大腿四頭筋を使った瞬間に大腿二頭筋や半腱半膜様筋が正しく伸びてくれなかったら??
痛ぁぁぁーっ!!
ってなります。
ご安心下さい!変形性膝関節症と診断されたあなたを救います!
先程、骨や軟骨あるいは半月板には痛みを感じさせる神経が無いと言いました。
だから骨と軟骨の組み合わせである関節面は「痛み」を感じません。
ご自身の膝の痛みとよく向き合ってみてください。
もしも骨や関節の表面にある軟骨がすり減って接触しているための痛みだった場合に接触するのは関節の中です。
あなたが痛いのは関節の中ですか?
痛いときになでさするのは関節の中ですか?
表面の筋肉をなでなでしながら痛いと言っていませんか?なぜでしょう?
答えは簡単です筋肉が痛いからです!
理学整体は膝関節の変形を引き起こしている筋肉を正しく働くように導く無痛の調整法です。
関節を動かすときに筋肉の伸びる側と縮む側との交代さえ正しくスムーズに行けば膝の変形があっても痛くないのです。当院にお任せください!
膝関節の水を抜くとクセになる?
膝に関節する都市伝説みたいなもので「水を抜くとクセになる」というものがあります。
結論から言いますとクセにはなりません。
骨や軟骨あるいは半月板には痛みを感じさせる神経が無いと言いました。
なので痛みは感じません。
ですが、「痛み」が無いだけであって傷ついてはいます!
分かりますでしょうか?骨や軟骨は痛くないだけであって傷ついてはいるので、傷ついたものは体は修復しようと働きます。
膝にたまる水のことを「関節水腫(かんせつすいしゅ)」といいます。
関節水腫の成分を調べると白血球や血小板がほとんどです。白血球や血小板というのは傷を治すときに必要な血液成分です。
と、いうことは膝の水は膝の骨や軟骨の傷を治すためにたまっているという事になります。
じゃあ、水を抜いてもナゼまた水がたまるのでしょう?
水を抜いただけで骨や軟骨が接触して傷つくような組み合わせを引き起こしている筋肉の治療をしていないからです。
水を抜くとクセになるのではなく、抜いただけで治療がされていないので「また」膝の傷を治すために水がたまるを繰り返しているだけです。
膝に水がたまった状態はパンパンに腫れ上がった状態なので、とにかく安静にしていても痛いという場合もあります。その場合は1回水を抜いても構いません。
ただ、そのあと水がまたたまらないようにするための治療は当院でないと難しいかもしれません。任せてみて下さい!
グルコサミンやヒアルロン酸は軟骨成分だが…
テレビCMなんかでもよく耳にするグルコサミンやヒアルロン酸です。
サプリメントとして口から飲むどころか注射器で関節の中に直接注入する治療はもう何十年も前から行われてきた歴史のある方法です。
よく水を抜くのと同時に麻酔薬とヒアルロン酸を混ぜあわせたものを注入するという方法が取られてきました。
そしてアメリカの医学会において「全く意味がない」と結論付けられて行われなくなった古い古い治療法です。
…どうやら日本ではいまだにやっている病院もあるらしいのですが。
関節に注射で直接注入して「全く意味がない」と結論付けられたものが、口から飲んで効きますか?!
たしかにグルコサミンやヒアルロン酸は軟骨を構成する成分のひとつです。
もしもそれを口から飲んだら膝の軟骨が復活するというのであれば、髪の毛をすり潰して飲んだら髪の毛が生えてくるはずです。
「カニみそ」や「猿の脳みそ」を食べたら、うつ病やパーキンソン病といった脳の障害が治るのですか?
そういった効果が目に見えないものに頼るのではなく、ハッキリとした結果として第三者(付き添いの人)にまで変化が判る「姿」と「動き」の無痛治療をぜひ受けてみてください!
体重を減らしなさい!と言うお医者さんの方が…やせてなかったりして
膝関節は身体の中で最大の面積がある関節です。
1番面積が広いのです。
あなたに質問です。
革靴で足をふまれたとき、ピンヒールで足をふまれたとき、どっちが痛いですか??
私は幸運にも、今のところ女性にピンヒールで足をふまれた経験はありませんが、想像しただけで痛そうですよね…
なぜでしょう?
面積が狭いからです。
面積が狭いほど負担が大きいのです!
膝関節は身体の中で最大に広い面積があるのです。膝は身体の中では筋力も相当に強いです。
それに比べて足首の関節は面積も狭いし、筋力も膝に比べて弱いし、体重を受ける体積が膝から下の分だけ膝よりも多くなっています。
なのに膝が痛い人に比べて足が痛いと訴える人は、もはやいないと言っても差し支えないほどに少数です。
体重で負担がかかっているから膝が痛いのではありません。筋肉が正しく伸びたり縮んだり出来るかどうかの問題です。
そもそも膝が痛くてはダイエットのための運動も出来やしません。筋肉が正しく働くように導く理学整体に任せてみてください。